医学生による教科書代節約のススメ

節約

教科書代節約のススメ ざっくりまとめ
Q:
大学の教科書が高い・教科書なんかにお金を使いたくない
A:
①図書館で借りよう
②買う本を厳選しよう
③電子化して売り払おう

こんにちは。ヤマムラです。

私は地方国立大学に所属している医学生です。

医学部は非常にお金がかかります。国立大学であれば大したことは無いだろうと思うかもしれません。

私立医学部の何千万といった学費と比べれば、国立は年間50万ほどと微々たるものでしょう。(個人的にはそれでも高いと思うのですが….)

では何にお金がかかるのか。

それは教科書です。

教科書くらいなら大した額じゃないだろうとおもったそこのあなた!

大学を舐めてはいけません。

もちろん私は医学部なので医学の専門書となるなるわけですが、高校の教科書とはわけが違います。

高校生の頃は一年に一回、1~2万円ほどで済みました。

しかし、専門書は違います。

一冊あたり1万円以上が普通、高いものでは2万円を超えるものがざらにあります。

さらに、ものによっては上下巻が存在し、それぞれが一万数千円。

なんというぼったくり価格でしょうか。

5千円以下であれば安いと錯覚してしまうほどに、専門書は高価なのです。

加えて、科目数も多く、医学科では解剖学、薬理学などの基礎科目が十数科目。

循環器、消化器などの臨床科目に至っては数十科目です。

全ての科目にまともにお金を出していたら破産してしまいます。

では、どのようにして教科書代を節約するのか。

私が主に使っている上にも書いた三つの方法をご紹介します。

方法①:図書館で借りよう

本は借りれば無料。お金は一切かかりません。当然ではありますが、お金がかからないのは正義です。

借りられてたらどうするのかって?

心配ありません。大半の学生は教科書なんてテスト直前しか見ないものです。学生は図書の返却期限に合わせて一、二週間ほど前から借り始めます。

というわけで、私は試験本番の三、四週間前に借ります。そして、テスト本番に重なるように延長申請をするわけです。これで試験の一か月ほど前から当日まで教科書を使っての学習に取り組めます。

借りている間に予約されたら延長申請できないだろって?

大丈夫。問題ありません。そもそも多くの大学生には本を予約するという概念がありません。

仮に予約しようとしたとして、テスト直前に今すぐ借りれない本をいつ帰ってくるかもわからないのに予約するやつがどこにいるでしょうか。

ですから、皆さんは安心して一か月前から借りましょう。

図書館で借りた本は書き込めないだろうって?確かにそうです。残念。書き込む派の人はあきらめてください。もしくは下の方法を適応できないか考えてください。

方法②:買うものを厳選しよう!

買おうとしているその本は本当に必要ですか?回りの人がみんな買っているから必要だ、なんて思っていませんか?周りの人に合わせて買ったもので、すぐ使わなくなってタンスの肥やしになっているものはありませんか?

本当に買う必要かどうか今一度考えてみるべきでしょう。今は通販サイトも発展して買おうと思えばいつでも買ってすぐ届く世の中です。いつでも買える本は困ったときに買えばいいのではないでしょうか。

方法③:電子化して(本自体を)売り払おう

もちろん電子化してデータを売って金に換えようということではありません。万が一考えていたとしても、それは犯罪です。やめてください。営利目的でなくとも電子化したデータを配布するだけで賠償を請求された事例もあります。

電子化とは、主に書籍を裁断してスキャナーで読み取る行為。いわゆる「自炊」のことを指します。

自分で裁断し、スキャナーで読み取ったものをフリマサイトで販売する。そうすれば、その分安く書籍を手に入れることができたというわけです。しかし、これは少し手間です。裁断機とスキャナーの費用も馬鹿にできません。文字検索の精度はさほど高くないというのも難点でしょう。

私がするならば、最初から電子版の付属しているものを買います。電子版のコードだけ使って本体を定価の7から8割ほどで売りさばきます。電子版だけを買うよりも圧倒的にお得です。

もちろん、ほとんどが文字検索に対応しており、目次もついていたりします。できるものは少ないですが、紙媒体に書き込むことを重視していない人ならアリです。

おわりに

身も蓋もないですが、お金に困っていないなら素直に買うのが一番です。少なくとも講師が必要といったものは、講師が必要といった形式で買っておくのが無難でしょう。

下手にケチろうとすると痛い目を見ます。(実際見ました。)無理して無駄を減らそうとするとかえって無駄が増えてしまうものです。

やりすぎない程度にやっていきましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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